概要
1981年4月22日に『「国際博覧会に関する条約」に基づく特別博覧会』として登録され開催が決定し、財団法人国際科学技術博覧会協会が主催となって行われた。
「人間・居住・環境と科学技術(Dwellings and Surroundings - Science and Techonology for
Man at Home)」を博覧会統一主題(いわゆる「テーマ」)とし、日本国を含む48カ国と37の国際機関が参加した。総入場者数は、2033万4727名で、当時の特別博覧会史上最高入場者記録だった。会場面積は101.6ヘクタール。
組織
◆名誉総裁 - 皇太子明仁(今上天皇) ◆会長 - 土光敏夫
◆副会長 - 稲山嘉寛、井深大、江戸英雄、川又克二、五島昇、小林宏治、竹内藤男、花村仁八郎、本田宗一郎、松井明、守屋学治、吉山博吉 ◆事務総長 - 伊原義徳
組織 シンボルマーク
「宇宙」・「地球」・「人間」・「科学」・「芸術」などの未来像をイメージして作られたという。 形は、青地の三角形の中に白丸と2個の輪が描いた形のものが使用された。
三角形の頂点は「筑波の山々」を表し、3つの角は、「人間」・「居住」・「環境」を、白丸は「太陽」を、2つの輪は「人間」と「科学」を表す。 田中一光作。
組織 マスコット
マスコットキャラクターは「コスモ星丸(ほしまる)」。1981年から1982年にかけて、日本全国の小中学生から公募され、当時愛知県一宮市に住んでいた中学一年生の
女子生徒が未確認飛行物体(UFO)をイメージして描いたものに、選考委員だった和田誠が仕上げを加えたものであるという。なお当初は「ピコちゃん」という仮称が付けられていたが、アンケート調査などを経て正式名が決定した。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
|