Film exhibition of Eiichi Ishikawa.
主宰 元北海道大学工学部 文部科学技官 石川栄一
Contents
永遠の都 ローマ ポンペイと ナポリ観光 芸術の都 フィレンツェ 水の都 ヴェネチア ファッション の都 ミラノ
撮影・編集 石川栄一

本作品は、23年前(2000年12月6日~13日)に制作したイタリア旅行のビデオです。
不慣れな撮影・編集のため、お見苦しい箇所やお聞き苦し箇所が多々ありますがご了解ください。
テーマ曲はMIDI音源とシンセサイザーによる石川作曲/編曲作品を中心に構成しております。

夢のイタリア8日間の旅 の 思い出
2000年12月6日~13日
アルプス山脈
サン・ピエトロ大聖堂
コロッセオ(円形大闘技場)
古代ローマ遺跡ポンペイ
フィレンツェの眺望
ドゥカーレ宮殿(総督官邸)
ミラノ大聖堂
 
撮影・編集・音楽  石川 栄一

12月7日
 イタリアへの中継地アムステルダムを出発してから約1時間。スイス上空から見るアルプス山脈は実に素晴らしかったです。
ここがヨーロッパの屋根です。 アルプスを越えたら、もうイタリアなんですね。 ハンニバルやナポレオンの士気 が伝わってくるような気持ちです。
 
 ローマ空港から一路バチカンへ。バチカン全体が美術館や博物館のような感じでした。 今年、ローマ法王の選挙で有名になったシスチーナ礼拝堂 では、ミケランジェロの天井画「最後の審判」が凄い迫力で私たちを向かえてくれました。

 いよいよ「永遠の都ローマ」。
 午後4時頃コロッセオ着。テレビ等で見た映像より本物は、やはり凄いですね。その巨大さに圧倒されました。
 日 本の弥生時代によくこのような闘技場が造られたものです。

 周囲には古代ローマ軍の鎧を纏った兵士が数人、観光 客の写真撮影に応じておりました。イタリア人のガイドさんの話しでは、もしその兵士と一緒に写真を撮ると多額の金銭を要求されるようです。
 午後6時頃トレヴィの泉、そし てスペイン広場などを見学してホテルに着いたのは午後8 時頃でした。

12月8日
 西暦79年8月24日、ヴェスヴィオ火山の大噴火によって滅亡したポンペイ見学。
 ここで驚いたのは遺跡の規模でした。宮殿から寺院、商店、民家、食堂、浴場、遊技場などの遺跡がそのままの姿で残されているのです。 保存状態が良いため、2000年前(日本の弥生時代)の遺跡とはとても信じられません。道路の石畳には、当時の馬車の”わだち”がはっきりと 残ってい
ました。

 今にも、古代都市ポンペイの賑やかさが伝わってくるようです。

12月9日
 ローマから高速バスで休憩を含めて約4時間、昼頃、小高い丘のミケランジェロ広場に着きました。
 そこから眺めたフィレンツェ市内は素晴らし いかったですね。

 ここは古くから「芸術の都」とも呼ばれているように、歴史がある由緒正しい建物が建ち並んでいます。
 昼食後は、美術の殿堂ウフィッツィ美術館へ。ところが、3時間待ちということだったため諦め、隣のヴェッキオ宮殿を見学しました。こちらも天井画や彫刻が見事でした。

12月10日
 午前11時頃、水上バスでヴェネチア (ベニス)に到着。
 サン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿の内部 は、カメラおよびビデオ撮影禁止であったため見るだけの見学でした。

 サン・マルコ広場周辺には多数のお土産屋さ んがあったので、妻と娘、兄弟、そして研究室の秘書さんに、ヴェネチアの工芸品(ガラス製品が有名)を買いまし た。
 お土産を買えば、はるばるイタリアまで旅に来たという 気分が味わえるものです。

12月11日
 午後3時45分、ミラノ・スカラ座着。
 凄く大き な劇場です。オペラとバレエが中心に行われているそうで 我が国のNHKホールなどとは問題にならないほど凄い規模で した。舞台と対面して、中央には貴賓席が設けられていま すが、その豪華さにはビックリしました。スカラ座から徒歩で、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア(アーケード街) を通りドゥオモ(ミラノ大聖堂)に向かいました。
 ドゥオモ(左写真)は、世界最大のゴシック建築で、1386年(日本の室町時代)か ら500年もの歳月をかけて建てられた大聖堂です。
 天上に向かって伸びる135本の尖塔と、2245体の彫刻で飾 られた大理石の外観の荘厳さは圧倒的な迫力でした。
 巨大な建物の内部は、美しいステンドグラスに彩られ、荘厳な雰囲気が漂っていました。

                                 おわり
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