夢のイタリア8日間の旅

http://www.geocities.jp/e_ishi2006/page533.html

アルプス山脈
サン・ピエトロ大聖堂
コロッセオ(円形大闘技場)
古代ローマ遺跡ポンペイ
フィレンツェの眺望
ドゥカーレ宮殿(総督官邸)
ミラノ大聖堂

2000年12月6日〜13日

石川 栄一



12月7日
イタリアへの中継地アムステルダムを出発し
てから約1時 間。スイス上空から見るアルプ
ス山脈は実に素晴らしかっ たです。
ここがヨーロッパの屋根です。 アルプスを越
えた ら、もうイタリアなんですね。
ハンニバルやナポレオンの士気 が伝わって
くるような気持ちです。
 
ローマ空港から一路バチカンへ。バチカン全
体が美術館や博物館のような感じでした。
今年、ローマ法王の選挙で有名になったシ
スチーナ礼拝堂 では、ミケランジェロの天井
画「最後の審判」が凄い迫力で私たちを向か
えてくれました。

いよいよ「永遠の都ローマ」。
午後4時頃コロッセオ着。テレビ等で見た映
像より本物は、やはり凄いですね。その巨大
さに圧倒されました。日 本の弥生時代によく
このような闘技場が造られたものです。
周囲には古代ローマ軍の鎧を纏った兵士が
数人、観光 客の写真撮影に応じておりまし
た。イタリア人のガイドさ んの話しでは、もし
その兵士と一緒に写真を撮ると多額の金銭
を要求されるようです。
午後6時頃トレヴィの泉、そし てスペイン広
場などを見学してホテルに着いたのは午後
8 時頃でした。

12月8日
西暦79年8月24日、ヴェスヴィオ火山の大
噴火によって滅亡したポンペイ見学。
ここで驚いたのは遺跡の規模でした。宮殿
から寺院、商店、民家、食堂、浴場、遊技場
などの遺跡がそのままの姿で残されている
のです。 保存状態が良いため、2000年前
(日本の弥生時代)の遺跡とはとても信じら
れません。道路の石畳には、当時の馬車
の”わだち”がはっきりと 残っていました。
今にも、古代都市ポンペイの賑やかさが伝
わってくるようです。

12月9日
ローマから高速バスで休憩を含めて約4時
間、昼頃、小高い丘のミケランジェロ広場に
着きました。そこから眺めたフィレンツェ市内
は素晴らし いかったですね。
ここは古くから「芸術の都」とも呼ばれている
ように、歴史がある由緒正しい建物が建ち
並んでいます。
昼食後は、美術の殿堂ウフィッツィ美術館
へ。ところが、3 時間待ちということだったた
め諦め、隣のヴェッキオ宮殿を見学しまし
た。こちらも天井画や彫刻が見事でした。

12月10日
午前11時頃、水上バスでヴェネチア (ベニ
ス)に到着。サン・マルコ寺院とドゥカーレ宮
殿の内部 は、カメラおよびビデオ撮影禁止
であったため見るだけの見学でした。
サン・マルコ広場周辺には多数のお土産屋
さ んがあったので、妻と娘、兄弟、そして研
究室の秘書さんに、ヴェネチアの工芸品(ガ
ラス製品が有名)を買いまし た。
お土産を買えば、はるばるイタリアまで旅に
来たという 気分が味わえるものです。


12月11日
午後3時45分、ミラノ・スカラ座着。
凄く大き な劇場です。オペラとバレエが中心
に行われているそうで 我が国のNHKホー
ルなどとは問題にならないほど凄い規模で
した。舞台と対面して、中央には貴賓席が設
けられていま すが、その豪華さにはビックリ
しました。スカラ座から徒歩で、ヴィットリオ・
エマヌエーレ2世ガレリア(アーケード街) を
通りドゥオモ(ミラノ大聖堂)に向かいまし
た。
ドゥオモ(左写真)は、世界最大のゴシック建
築で、1386年(日本の室町時代)か ら500
年もの歳月をかけて建てられた大聖堂で
す。 天上に向かって伸びる135本の尖塔
と、2245体の彫刻で飾 られた大理石の外
観の荘厳さは圧倒的な迫力でした。巨大な
建物の内部は、美しいステンドグラスに彩ら
れ、荘厳な雰囲気が漂っていました。

おわり

ご希望の方に高画質DVDを差し上げます。

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